AS3 クラスを理解する

ActionScript2.0以前では、なんとなく使っていたクラスですが、

3.0では、しっかり解らないと先に進めなくなり、詰まってしまいます。

わかったようで、わからない。クラスを解りやすく考えたいと思います。

クラスとは、オブジェクトの設計図。では、オブジェクトとはなにか？

 

例えば車を走らせるスクリプトを作ってみることにします。

車の構造から考えてみましょう。

 

◎赤いスポーツカーを作る

色 -> 赤

形 -> クーペ

スピード -> 速い

の変数と

走らせる動きが必要です。

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変数  -> 車の構造（色・形・スピード）

メソッド -> 車の動き(走らせる)

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この様に、変数（プロパティ）とメソッドを持ったものオブジェクトといいます。

 

では、もう一台車を用意するにはどうすればいいでしょうか、同じように、

 

◎黄色い軽自動車を作る

色 -> 黄

形 -> 軽自動車

スピード -> 遅い

の変数と

走らせる動きが必要です。

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変数  -> 車の構造（色・形・スピード）

メソッド -> 車の動き(走らせる)

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スクリプトを作れば言い訳です。

この車が100台になるとどうでしょう。

車一台づつにスクリプトを記述していると、非常に面倒なことになってきます。

 

視点を変えてみて見ると、

変数  -> 車の構造（色・形・スピード）

メソッド -> 車の動き(走らせる)

 

は、変数の値は違えど、変数・メッソドは同じ事に気づきます。

 

一台、ひな形となる車を作り、変数の値を渡してあげれば1つのスクリプトで、

実現可能とわかりますこれこそが、クラスなのです。

このように、クラスから作られた、オジュジェクトをインスタンスといいます。